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2024.9.28 まちづくり交流会のための 実験的ワークショップ 開催告知 途草会&池上わがまま準備室 - 田村将理(途草会・池上わがまま準備室) - 藤田龍平(池上わがまま準備室) - 青木亨平(池上わがまま準備室)
主催:大田区 |
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このワークショップでは「あなたが主役」を建前ではなく本気でめざし、参加者の個性を表現するための「モノを通じたコミュニケーション」の仕組みを用意しました。参加者は「あなたのすきなもの」を持参してもらい、この場に集まった人々の関心を一望できる展覧会を即席でつくりました。水引き、ビールグラス、ジャズのCD、ルービックキューブ、ハンドボールの球、落語会の告知、手作り香水、包丁とぎ、ユニフォーム、ファンクラブ会員証、哺乳瓶やオムツなど、自分ひとりの暮らしのなかではなかなか一度に目にすることのない個性豊かなモノが一堂に会しました。 |
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また、行政が提供する公園や施設だけではなく、地域の様々な場所について考えるために、オモチャや積み木や端材で典型的な街なみを再現した「さわって遊べる架空のまち」をつくりました。普通の地図や衛星写真では漠然と住宅が広がり、普段なにげなく暮らしている街のイメージにつながりません。そこで「庭のある大きな家」「小さな住宅群と小公園」「神社」「学校」「商店街と駐車場」「入れない空き地」「市民ホール」の八つのタイプで暮らしの風景を卓上に再現し、「地域」という言葉をより身近な「どこで」という記憶と想像につなげました。 |
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途草会の活動を「やれたこと」と「やろうとしてできなかったこと」の両方から紹介したあと、参加者が主役となり「やりたいこと」を表現する「わがままワークショップ」を行いました。ここではアートと社会をつなぐ東京都の文化事業「TURN LANDプログラム」から2023年に生まれた「池上わがまま準備室」の藤田さんと青木さんをファシリテーターに招き、同チームの澤田さんの発案を二人がかたちにした「わがままポスト」と「わがままワークシート」を用いました。それぞれのやりたいことは「いつ/どこで/誰と/何をしたい」の枠組で具体的な言葉になり、できあがったシートはポストに投函されました。 |
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![]() All photo: Courtesy of TURN LAND Program. |
わがままポストはシートを受け取ると合成音声で「その気持ち、お預かりいたします。」「今日のわがままは、また明日変わりそうだよね。」「これはやられた、秀逸だね。」など、はぐらかすような反応をランダムで返してくれます。託されたわがままは必ずも誰かが叶えてくれるわけではないけれど、バインダーにまとめられてその場で共有されました。陳述や要望ではなく、あくまで自己表現として、やりたいことのイメージをはっきり言葉にして分かち合うことで、それぞれの「わがまま」が混ざり合い新しいアイデアやその実現方法が論じられました。 |
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